苫小牧市音羽町の妙見寺(末澤隆信住職)は18日、恒例の読書会「お寺de名著」を開いた。参加者は須賀敦子著のエッセー集「遠い朝の本たち」に収録される「しげちゃんの昇天」について意見交換をした。
「しげちゃんの昇天」は、著者が本を介して心を通わせた友人「しげちゃん」との日々を回顧した作品。読書会にはインターネット回線を使い市外からリモート参加をした人を含め、15人が参加。自己紹介を兼ね、1人ずつ作品への思いを語った。
2人のやりとりから古い友人を思い出した人や、著者は戦時中に育ったが作品から暗さは感じられず「須賀さんは本の世界に希望を見いだしていたのでは」と考察した人がいた。著者の独特の文体に着目する人もいて、会場は大いに盛り上がった。
次回は3月、桜木紫乃著の小説「ホテルローヤル」を題材に開く予定。
















