来月6日にスターフェスタ 打ち上げ花火 厚真

来月6日にスターフェスタ 打ち上げ花火 厚真
コロナの収束を願って開催する、ドライブイン花火をPRする商工会青年部の担当者

 厚真町商工会の若手メンバーでつくる青年部が2月6日、町内で開く「スターフェスタ2021inあつま」に合わせて冬の花火大会を実施する。今年は新型コロナウイルス感染症対策で「ドライブイン花火」と銘打ち、車の中から楽しんでもらう。コロナの収束を願って約2000発の花火を打ち上げ、冬の夜空を彩る。

 コロナの収束が見えず、イベント等の中止が相次ぐ中、メンバーで実現可能な方法を模索。昨年、札幌の国営滝野すずらん丘陵公園で行われた車の中から花火を楽しんでもらうイベントに倣って開催することを決めた。例年行っている餅まきなどの各種アトラクションや飲食の提供、干支(えと)の火文字を雪原に描く「干支文字焼き」は中止にするなど規模は縮小するが、「少しでも上を見て元気を出してもらいたい」と思いを込める。

 花火の打ち上げは午後7時から約30分間で計2000発を予定。来場者向けに打ち上げ会場に近い本郷地区の農道に200台分の臨時駐車場を用意するが、3密(密閉、密集、密接)を回避するため、原則として「車から外に出て観覧することはできない」(同青年部)ほか、氏名、連絡先を提出してもらうなどの協力を呼び掛ける。

 イベントを担当する同青年部の黒崎靖広副部長(38)は「中心街からでも十分に見ることができるはず。初めての試みなので難しい部分はあるが、成功すれば今後の継続もできるのでは」と期待する。

 問い合わせは町商工会 電話0145(27)2456。

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