ジュニアアイスホッケーのゆきのね育成リーグin安平町が24日、町スポーツセンターせいこドームで開幕した。苫小牧などから園児、小中学生合わせた31人が参加。将来を担うちびっ子プレーヤーたちが元気いっぱいにリンクを駆け回り、ホッケーを楽しんだ。
苫小牧のレッドモンスターズジュニアアイスホッケークラブスポーツ少年団が主催する普及、競技力向上を図る交流イベント。プロ野球北海道日本ハムファイターズで行う「ゆきのね奨楽金」助成事業の一環として開催した。
この日は、小さい子ども向けにリンクを3分の1に区切ったクロスアイスゲームと13歳以下を対象にした全面を使ったエキシビションを行った。このうちクロスアイスゲームでは、球団マスコットキャラクター「フレップ」も防具を着けて出場。転んで雪まみれになりながら、子どもたちと一緒にパックを追い掛け、交流を深めた。十勝管内清水町から参加した清水御影小4年のリアンジン海君(10)は「フレップとも会えたし、いっぱい点数を入れることができてうれしい」と笑顔で話していた。
また、球団の稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)も会場に駆け付け、子どもたちにエールを送った。
ゆきのね奨楽金は、子どもの運動不足や体力低下を改善するため、道内でウインタースポーツを楽しむ子どもを増やし、道内全体の活性化に貢献することを目的として球団が2017年に創設した助成金制度。今年度は道内9地域6競技の12事業に対し、合計約300万円を支援している。
同少年団では、ゆきのね育成リーグとして2、3月にもせいこドームでの開催を予定。小林智紀団長は「ゆきのねリーグとして今後も継続していきたい。個人でも参加を受け付けている」とし、幅広く呼び掛けていく考えだ。

















