千歳市の支笏湖畔で29日に開幕する「2021千歳・支笏湖氷濤まつり」(支笏湖まつり実行委員会主催、2月23日まで)の準備作業が着々と進んでいる。会場には湖水を吹き付けて造成した大小約30基の氷像が姿を現し、地元関係者も「今年はとてもきれいな氷ができた」と太鼓判を押す。新型コロナウイルスの影響も懸念されるが、最大限の感染防止策を講じた上で実施する方針だ。
40年以上も続いてきた氷像制作だが、今年は感染防止のため密を招きやすいドーム型などの氷像は見送り、「氷の野外美術館」をコンセプトに自然が生み出す造形美を屋外で楽しめるよう、展望台やアイスタワーなどが立ち並ぶ会場レイアウトに工夫した。昼間は淡い青色で、夜はライトアップした幻想的な氷像群が楽しめる。
昨年11月から骨組みを組み立て、12月中旬から霧状にして湖水を吹き付ける作業を開始。風向きや気温、氷の付き具合に応じて高さや位置を調節しながら氷を少しずつ厚くした。
氷像はほぼ完成し、現在は整地や余分な氷を落とす作業を進めている。場内ではコロナ対策の一環で休憩所や売店を設けず、ステージイベントも行わない。
実行委会場制作管理部の小林典幸部長は「氷の美術館として、外から氷像を楽しんでほしい」と話している。
















