白老町都市計画審議会は25日、町役場で会合を開き、苫小牧圏都市計画区域マスタープラン(整備・開発・保全方針)に関する見直し案を了承した。
苫小牧市、白老町、安平町、厚真町の1市3町を範囲とした苫小牧圏の都市計画区域マスタープランは、道が法に基づいて土地利用など地域の都市計画方針を定めたもので、おおむね10年ごとに見直しを行う。現行計画は、2010年11月の見直しから10年を経過したことから改定する。
30年を目標年次とした今回の見直し案では、1市3町の都市計画区域を現行計画の8万4356ヘクタールから8万2584ヘクタールへ変更。30年の区域内人口を18万1000人とし、人口減少や少子高齢化の進展を踏まえたコンパクトなまちづくりを基本に住宅地や商業地、工業・流通業務地の土地利用、整備方針を示した。
同審議会の会合では、区域マスタープラン見直し案のほか、白老港地区の一部市街化区域編入や下水道区域の変更についても了承した。

















