アイヌ文化のまちPR ふるさと納税返礼品に手工芸品 白老町

アイヌ文化のまちPR ふるさと納税返礼品に手工芸品 白老町
白老町のふるさと納税返礼品に加えたアイヌ手工芸の商品

 白老町は、ふるさと納税の返礼品にアイヌ手工芸品を初めて加え、アイヌ文化のまちをアピールしている。

 新たな返礼品は、白老観光協会が観光インフォメーションセンターで販売している商品。アイヌ民族の木綿衣ルウンペのミニチュアを縦32・5センチ、横45センチの額に入れたミニルウンペ(寄付額6万6000円)、伝統のエムシアッ編みで製作した全長50センチのネックストラップ(同2万2000円)、アイヌ文様の刺しゅうを施した縦52センチ、横100センチの大型タペストリー(同12万5000円)の3品で、いずれも地元のアイヌ文様刺しゅうサークル代表者など手工芸家が製作した。

 白老町の返礼品は、白老牛肉や水産物加工品など食の特産品を中心としていたが、民族共生象徴空間(ウポポイ)も開業したアイヌ文化のまちを発信するため、アイヌ手工芸品を返礼品に取り入れた。

 3品は三越伊勢丹ふるさと納税のサイトで取り扱いを始め、ふるさと納税を担当する町企画課は「食だけでない白老の魅力を返礼品を通じてPRしたい」としている。

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