白老町社会福祉協議会は27日、高齢者らにインターネットのコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」の使い方を学んでもらう講座を町総合保健福祉センターで開いた。
インターネット情報通信が普及する中、高齢者の利用を促し、社会的孤立を防ぐために初めて企画。「LINEはじめて講座」と銘打って参加者を募り、高齢者11人が受講した。
参加者は、町社協の職員を講師にスマートフォンのLINEアプリを立ち上げ、文字メッセージや写真、動画の送信方法などを学習。職員の指導を受けながら使い方を身に付けた。
夫婦で参加した同町栄町の近藤和彦さん(79)は「昨年11月にスマホを購入し、LINEを使いこなしたくて受講した。趣味の釣りの獲物を写真に撮り、LINEで友人に自慢したい」と笑顔で話した。

















