苫小牧市美術博物館で23日、勾玉(まがたま)作りの体験教室が開かれた。現在開催中の企画展「総天然色!考古資料のあざやかな世界」の関連行事。市民約20人が参加し、懸命に石を削ったり磨いたりして個性豊かな勾玉を完成させた。
同展は市内をはじめ道内各地で発見された考古資料を色に着眼して紹介する企画。勾玉は数千年前の日本で作られた装飾品や副葬品で、会場にはさまざまな色の品が展示されている。
教室で用意された勾玉の素材は、紙やすりでも簡単に削ることができる軟らかい滑石。参加者は岩波連学芸員から勾玉の解説を聞いた後、自分の作りたい形を思い描きながら、のこぎりで石を粗く削った。その後、2種類の紙やすりを使って丁寧に形を整え、思いを込めて仕上げた。
秦野桃歌さん(苫小牧明野小4年)は「勾玉はどうしてこのような形になったのか、どうやって作られたのか前から興味があった。自分で作ってみて、ますます深く知りたくなりました」と語った。
















