シカの群れ市街地に 「静かに見守って」 餌を探し移動

シカの群れ市街地に 「静かに見守って」 
餌を探し移動
大雪の日に10頭を超えるシカが市街地に出没=29日午後2時すぎ、苫小牧市白金町

 「すごい数」―。苫小牧市内が大雪に見舞われた29日、中心部の住宅街に10頭以上のシカが出没し、付近の住民を驚かせた。

 弥生町の小野千秋さん(47)は同日午後2時ごろ、自宅周辺で除雪作業中にふと顔を上げると、道路を挟んだ空き地にシカの群れを見つけた。その数は15頭に上り、枯れ木を食べたり、雪原を駆けたりと自由に動き回っていたという。「昨年秋ごろに5、6頭ぐらい見たことはあるけれど、これほどの数は初めて」と戸惑いながら話す。

 同町でカフェを営む女性(39)も店内の窓から見えるシカの数の多さに「体も頭の角も大きくて、怖い。店の方まで近づいて来ないか心配」と口にする。

 市内では数年前から同町や白金町周辺で目撃情報が相次ぐ。市の担当者は「移動しながら餌を探し、市街地まで来てしまうのだろう。野生で元気なシカなら法律上、捕獲も簡単にはできない」と説明。「基本的にシカは人を襲うような動物ではない。驚かすようなことはせず、静かに見守ってほしい」と話している。

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