ツイッターなどのSNS(インターネット交流サイト)を使って向精神薬などの薬を違法に販売・転売するケースが目立っている。24日には苫小牧市内からの発信をうかがわせるツイートが発見され、苫小牧署は監視を強化している。厚生労働省や道警によるネットパトロールなども行われているが、同署は不審な投稿を発見した場合は通報するとともに、投稿者と連絡を取り合わないよう注意を促している。
1月24日付で投稿されたツイートのタイトルには、大麻の隠語や数種類の向精神薬の名前と共に「♯苫小牧」と記載され、向精神薬とみられるシート状の薬の束や、鉢に入れた大麻とみられる植物の画像もあった。投稿は27日までに削除されたとみられる。
近年はSNSを使った違法薬物や向精神薬の不正取引が広がっており、匿名性の高い通信アプリを使って売買するケースも増加している。今回の投稿は氷山の一角とみられ、同様のツイートは削除と新規投稿が繰り返されるいたちごっこが続いている。
同署は今回の投稿も踏まえ、捜査を進める考えで「薬物には決して手を出さないこと。大麻などの違法薬物関連の情報があれば通報してほしい」と呼び掛けている。
厚労省もインターネットで独自の「あやしいヤクブツ連絡ネット」(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/)を開設し、通報を呼び掛けている。
向精神薬の販売は医療機関、薬局、卸業者に限られており、営利目的で不正に販売した場合は麻薬及び向精神薬取締法に基づき、5年以下の懲役または情状により100万円以下の罰金が科せられる。
















