地元の新鮮な魚介類を提供する「むかわ前浜・産直市」が1月30日、むかわ町道の駅「四季の館」の駐車場で開かれた。町内外から多くの人が旬の魚貝を求めて訪れ、盛況に終わった。
海の幸が豊かなことを多くの人に知ってもらおうと、むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ=遠藤研二代表)が昨年10月、2回開催し、好評だったことを受けて企画した。鵡川漁業協同組合が活ホタテ貝などで協賛した。
この日は、予定していた活ホッキがしけの影響で出品できなかったため、活ホタテ3キロ(10~13玉入り)を当初より増やした120箱分と、マガレイやホッケ、マダラなどを発泡スチロールに詰めたおまかせ鮮魚boxを先着10箱限定で用意した。新型コロナウイルス感染症対策として、客が乗車したまま商品を引き渡すドライブスルー方式を採ったが、開始の午前10時には車の長い列ができ上がり、商品は1時間ほどで完売した。
遠藤代表は「早い人は1時間ほど前に来ていた。ホッキは出せず、漁協の協力でホタテを多く出したが、こんなに車が並ぶとは思っていなかった」と話していた。

















