20年苫小牧署管内交通事故 過去最少の408件 全道ワースト2位の死者12人

20年苫小牧署管内交通事故 過去最少の408件
全道ワースト2位の死者12人

 苫小牧署は管内(東胆振1市4町)で起きた2020年の交通事故統計をまとめ、公表した。発生件数は前年比34件減の408件で、3年連続で過去最少を更新した。一方、死者数は前年比2人増の12人で、全道最多の札幌北署(17人)に次ぐワースト2となった。傷者は同48人減の460人だった。

 死亡事故は8月から9月にかけて、苫小牧市内や白老町の国道で車対車の事故が急増。前年より増えたことについて中谷錠司副署長は「昨年は複数を乗せた車両の事故が目立った」と分析する。

 2月には安平町の国道や市内の国道でも軽乗用車の運転手や歩行者が輪禍で亡くなる事故が起きたことから、同署は今冬、凍結路面走行時のスピードダウンや安全確認、シートベルト着用など運転上の基本動作の徹底を呼び掛ける。

 発生件数の内訳は苫小牧市364件(同38件減)、白老町26件(同2件増)、厚真町8件(同2件増)、安平町7件(同1件増)、むかわ町3件(同1件減)と、市内で減少した一方、各町で微増となった。

 月別では3月43件(同13件増)、12月42件(同1件減)、6月41件(同4件増)となり、季節の変わり目に増える傾向を示した。

 違反別では脇見などの安全不確認117件(同5件増)、前方不注意96件(同47件減)、一時不停止33件(同2件増)の多さが目立った。事故類型別では車対車の追突131件(同48件減)、出合い頭92件(同15件増)、自転車対車55件(増減なし)、人対車49件(同3件増)で、前方不注意による追突事故は減ったが一時不停止や脇見などによる出合い頭の事故が増えた。

 中谷副署長は「事故防止にはドライバーと歩行者、地域の交通安全への意識向上が大切」と訴え、協力を呼び掛けるとともに「今年も取り締まりを強化し、署と地域ぐるみで管内の安心安全を守っていく」と意気込んでいる。

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