白老町は、外国人の在住者に家庭ごみの出し方を知ってもらおうと、英語と中国語(簡体字)で記した外国語版家庭ごみ収集カレンダーを初めて作った。
カレンダーの表面は、地区ごとの燃やせるごみ、燃やせないごみ、資源ごみの収集日を記載。裏面には、可燃や不燃、資源、燃料、有害、粗大の各ごみに分別する方法をイラストで分かりやすく紹介し、ごみステーションへの正しい出し方を伝えている。
国内に住む外国人に関しては、自治体ごとに決められている家庭ごみの分別や出し方、収集日を知らず、ルールをめぐり地域住民とトラブルになるケースが各地で起きている。在住外国人の増加に伴って、そうした問題も各地で増えているため、白老町は外国人用のごみ収集カレンダーを作ることにした。
町内に住む外国人は、1月末で前年同月比20人増の229人。近年、増加傾向にある中、町は「外国籍の住民にごみの正しい分別を理解してもらえれば」と話している。
今年3月までの2020年度用カレンダーは町のホームページ(HP)に掲載。21年度用は3月にHPに載せ、ダウンロードして利用できる。

















