沖縄のごみ問題を考察 静内高生がプレゼン

沖縄のごみ問題を考察 静内高生がプレゼン
オンラインで那覇高校生などにプレゼンする静内高生たち

 時事問題に対する見識を深める授業がこのほど、新ひだか町の静内高校(坪井克彦校長)で開かれた。沖縄のごみ問題をテーマに、生徒がオンライン会議システムZOOM(ズーム)を使って那覇高校の生徒らにプレゼンテーションした。

 授業は単位制を導入している同校の科目「時事問題研究」を選択している3年生28人が対象。これまで沖縄のごみ問題の現状と課題を調査し、琉球大の学生外部講師などからオンライン講義で話を聞いている。グループで検討を重ね、ごみ減少策をまとめた。

 4分間のプレゼンで1班は、自治体が市民の意識改革を促し、観光客はごみを持ち込まない、残さないことなどを提案。2班は心に響く看板作成、インターネット交流サイトのSNSを利用した啓発、不法投棄の一斉摘発などを考えた。3班は罰金制度、街中やビーチのごみ箱の数を増やす。4班はごみ拾いのイベント化、拾ったごみを地域振興券にして地域経済を回す一石二鳥の解決策などを発表。オンラインで那覇高校の1年生と質疑を交わした。

 静内高の生徒代表は「沖縄との交流学習で学んだことを基にこれからも私たちに何ができるのかを考え、行動していきたい」と関係者の協力に感謝を伝えた。

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