一般社団法人北海道総合研究調査会(札幌市)は、国際協力機構(JICA)のアルゼンチン一村一品プロジェクトの一環として、6、7両日に白老町の観光インフォメーションセンターで、同国の先住民族が商品開発した工芸品などを展示PRする。
2019年度から5年計画の同プロジェクトは、同国の経済活動を支援する国際協力事業。同調査会は事業を受託し、同国の先住民文化を生かした商品開発を後押ししている。
両日の展示PRでは、アルゼンチンの伝統刺しゅうを施したタペストリーや動物の木彫り、木製容器など先住民文化を取り入れた商品を紹介し、来場者にアンケートを実施。調査結果を商品の改善につなげる。
同国先住民の商品開発に関しては、アイヌ文化が根付く白老町で商品開発事業に取り組む「BLUE SALMON(ブルーサーモン)」の貮又聖規代表がリモート通信で同国関係者に助言。観光インフォメーションセンターには、白老からのアドバイスも参考に製作された品々が並ぶ。

















