むかわ町の穂別小学校(佐々木秀人校長)は4日、東京のお茶の水女子大学と連携した理科授業を行った。6年生8人が、指示薬やハーブティーとして使われるマローブルーの液体を使った実験に挑戦し、塩やグラニュー糖など粉の性質について学びを深めた。
授業は小学校と大学をオンラインでつなぎ、同大の講師が画面越しにレクチャーしたほか、実験の教材一式を大学側が提供した。児童たちは、塩やグラニュー糖、クエン酸など5種類の粉に水やマローブルーの液体をそれぞれ加え、粉の溶けやすさや液体色の変化などによる粉の性質を調べた。
山崎響君(12)は「液体を混ぜるなどの実験が初めてだったので、面白かった。色が変化するのもきれいだったし、不思議な感じがした」と目を丸くしていた。
同大にあるサイエンス&エデュケーションセンターは、被災地で理科教育の復興支援に取り組んでおり、同校での授業は昨年度に続いて2回目。昨年7月下旬には町教育委員会と正式に協定を結んでいる。

















