観光入り込み客数 半減の503万人 白老はウポポイ効果で増加の100万人超 20年度上半期胆振管内 

観光入り込み客数 半減の503万人 白老はウポポイ効果で増加の100万人超 20年度上半期胆振管内 
昨年7月に開業したウポポイ。新型コロナウイルス禍が続く中、多くの人たちが訪れた

 胆振総合振興局は5日までに、2020年度上半期(4~9月)の胆振管内観光入り込み客数をまとめた。前年同期比50.9%減の503万8000人で、東胆振地域1市4町は約3割減の228万700人だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動自粛やイベントの中止、インバウンド(訪日外国人旅行者)の激減が響き、統計方式が変わった10年度以降で最少を記録した。

 同振興局によると、東胆振地域は前年度の340万500人から111万9800人(32・9%)減った。市町村別でも軒並み4割前後減らしたが、7月にアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業した効果で、白老町のみ2万3500人増え、100万2500人を記録した。

 苫小牧市は72万7300人減の64万4800人▽安平町は34万4300人減の50万6600人▽厚真町は3万2600人減の6万9000人▽むかわ町は3万9100人減の5万7800人だった。

 胆振管内全体では、道外客が257万7700人減の105万2000人、道内客は265万4800人減の398万6300人。道外で約7割、道内でも4割落ち込んだ。日帰り客は436万1300人減の442万4600人。宿泊客延べ数(宿泊した人数と日数を掛けた数)は90万1100人泊減の71万1700人泊で、前年同期比44・1%にとどまった。インバウンドは41万6752人泊減の1018人泊。前年同期比99・8%も減少した。

 同振興局の担当者は「Go To トラベルなどの観光支援事業で夏頃に回復の兆しもあったが、再び感染が拡大した。下半期も厳しいだろう」と見通しを述べた。

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