営業収益36%減の826億円 第3四半期連結決算 最終赤字311億円 JR北

営業収益36%減の826億円 第3四半期連結決算 最終赤字311億円 JR北
会見する渡利常務(左)=5日午後、札幌市内のJR北海道本社

 JR北海道は5日、2020年度第3四半期(昨年4~12月)の連結決算を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上高に当たる営業収益は前年同期比36%減の826億円。営業損失は前年同期(262億円)の2倍を超す579億円、最終損失は311億円(前年同期55億円)となり、集計を始めた03年度以降で最大の赤字となった。

 運輸業は、本業の鉄道運輸収入が前年同期比52・2%(290億円)減の266億円で、バスやレンタカーも利用減から前年同期比45%減の590億円の赤字となった。

 小売業は同21%減で3億円の赤字、ホテル業も新規2館の開業や「Go To」キャンペーン効果が見られたが、緊急事態宣言に伴う休業や感染の急拡大から同58%減で11億円の赤字。唯一、不動産賃貸業が同23%増の27億円の黒字だったが、JRタワーの全館休業と再開後のテナント売り上げ低迷で減収減益となった。

 営業費用は1406億円。賞与の支給額抑制や減便・減車などの自助努力で149億円減、前年同期比90・4%まで圧縮した。

 当初、JR単体で400億円程度の減収見通しとしていたことについて、渡利千春常務取締役総合企画本部長は「年末年始の鉄道利用の落ち込みが大きい」と述べ、赤字幅がさらに拡大する見方を示した。

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