青山さん考案 ウポポイ集客促進 アレンジ料理11店で提供 白老

青山さん考案 ウポポイ集客促進 アレンジ料理11店で提供 白老
「ウポポイしらおいおいしいプロジェクト」をPRする印刷物

 道は、白老町で「ウポポイしらおいおいしいプロジェクト」を展開している。地元食材を使い、フードプロデューサー青山則靖さんが考案したレシピをベースにした料理を町内11店で提供。白老の魅力を高め、民族共生象徴空間(ウポポイ)の集客促進につなげる取り組みだ。

 ベースの料理は、アイヌ民族の料理からヒントを得た「白老牛とエゾシカ肉のチタタプ(たたき)風」と、養鶏が盛んな白老の鶏卵を使った「白老プリン」。テレビの料理番組に出演するなど道内を拠点に活動している青山さんが開発したメニューで、そのレシピをアレンジした料理をウポポイ内や町内の飲食店が提供している。

 道が主催し、1月下旬から始まった同プロジェクトは、冬場のウポポイの集客対策事業。おいしい料理の提供で白老の魅力を高め、ウポポイに足を運んでもらうという狙いだ。事業の企画に携わった広告代理店ピーアールセンター(本社札幌市)の担当者は「参加店からは、客から好評を得ているという声が届いている。おいしいグルメメニューを味わい、ウポポイを見学してもらえれば」と話す。

 白老町商工会や白老観光協会などの協力によるプロジェクトは3月15日まで続ける。参加店は次の通り。

 ローズマリーノ(萩野)、ラナピリカ(大町)、ベーカリーショップななかまど(同)、ウエムラ・ビヨンド(社台)、ヒンナヒンナキッチン炎ウポポイ店(ウポポイ内)、ななかまどイレンカ(同)、カフェリムセ(同)、ハルランナ(同)、ブーランジェリーニシオ(緑丘)、輪果(石山)、スーパーくまがい(本町)。

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