4年ぶり「ふくし大作戦」 支え合いのまちづくり目指す

4年ぶり「ふくし大作戦」 支え合いのまちづくり目指す

 苫小牧市は2021年度「ふくしのまちづくり」の前進に向け、「ふくし大作戦4」を4年ぶりに実施する。高齢化が進み、新型コロナウイルス感染症の影響で地域のつながりも希薄になる中、来年度スタートする第3期地域福祉計画の基本目標「共に支え合う地域づくり」に基づき、地域の課題解決や活動支援に取り組む。

 大作戦は1年をかけ全市的に取り組むキャンペーンで、「ふくし大作戦」はこれまで11、16、17年度に展開。21年度は「笑顔あふれるふくしのまちづくり~warm heart~つながる・生まれる」をテーマとし、市民の助け合いの心を育み、地域のつながりや絆を生むことで、支え合いのまちづくりを目指す。

 主要12事業のうち、新規事業は(1)介護事業者のICT(情報通信技術)導入を促進するため機器や介護サポートロボット操作を体験できる活用講習会(2)社会福祉法人を対象に、日常生活で支援を必要とする人に対して提供している福祉サービスの情報を共有する情報交換会―の2事業。

 個人が抱える生活の課題解決に向け、公共施設などに臨時相談窓口を設置する「まちのふくし相談会」や、コロナ禍でも必要とする福祉情報を簡単に得られるよう動画配信なども予定している。障害の特性を理解しサポートする「あいサポート運動」や認知症サポーター養成講座も継続して実施するほか、市と市社会福祉協議会の連携事業などの検討も進めていく。

 20年度は感染症の影響で、各種事業や地域活動の中止、延期が相次ぎ、住民同士が触れ合う機会も大幅に減少。高齢者の見守り活動も困難な状況となった。市の担当者は「接触を控えなければならない状況でも住民同士がつながることができる方法を検討し、地域の絆を深めていけるよう支援していきたい」と話している。

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