函館税関千歳税関支署がまとめた2020年の新千歳空港の貿易概況によると、輸出入総額は前年比62・6%減の272億4400万円だった。新千歳は新型コロナウイルスの影響で、20年3月下旬から国際便の運航が停止しており、輸出入とも激減。2年連続で前年を下回った。
輸出は42・8%減の217億5100万円だった。中国からのレンズ用フィルターなど「精密機器類」が36・4%増の1億3600万円となった一方、フィリピンや香港向けの液晶モニター、音響映像機器の部分品など「電気機器」は71・4%減の30億5500万円。中国向けの活ホタテや塩蔵・乾燥ナマコなど「魚介類および同調製品」は14・7%減の124億8700万円だった。
輸入は84・2%減の54億9300万円だった。19年にフランスから約190億円の航空機の通関があった反動で「輸送用機器」は99・3%減の1億4100万円にとどまった。
中国やフィリピンからの携帯電話やスマートフォンの部分品は67・7%減の11億5500万円、中国からのベアリング、パソコンなど「一般機械」は49・2%減の21億2000万円だった。
コロナ前の新千歳では、国際旅客便で貨物を運搬していたが、昨年3月下旬からは全便運休しており、現在は貨物チャーター便のみの運航。それ以外は羽田や成田などを経由し、新千歳で通関する貨物となっている。
20年12月単月の輸出入総額は前年同月比10%減の39億2800万円。前年割れは17カ月連続で、過去最長記録を更新した。
















