道内は16日、急速に発達した低気圧の影響で大荒れの天候となり、日高管内もえりも岬で同日午前に最大瞬間風速が2月の記録を更新する44・9メートルを観測し、全国で最も強い風が吹いた。日高中部消防組合と静内署によると、新ひだか町の80代男性が風にあおられ転倒し、足の骨を折るけがをした。
同町では強風で民家の屋根が吹き飛び、近くの乗用車が破損した。同町静内の最大瞬間風速は同日午前の25・3メートル。静内本町のそば店の屋根が吹き飛んだほか、静内山手町や静内末広町、静内御幸町、静内ときわ町、静内こうせい町、静内青柳町などで住宅の屋根や倉庫などに被害が出た。
えりも町では暴風により、えりも岬や庶野、目黒地区で小屋や車庫の屋根が飛散し、同日午前8時前から午後2時にかけ消防車両などの出動が12件あった。
浦河町も強風が吹き荒れ、同日午前に最大瞬間風速34・8メートルを記録した。海も大しけとなり、浦河港の防波堤に打ち寄せる波が20メートル近く舞い上がった。
暴風雨で通学も困難になり、えりも町と浦河町、新冠町の全小中学校、新ひだか町の東静内小、えりも高校が休校した。
















