安平町議会は19日、臨時会を開き、新型コロナウイルス感染拡大による年末年始の外出自粛の影響で売り上げが大幅に減少した町内飲食店、宿泊事業者への飲食店事業者等経営支援金などを盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。これを受けて町は同日、同支援金の申請受け付けを開始した。締め切りは3月15日。
町はコロナ禍の影響が大きい町内の飲食店、宿泊事業者に対し、独自の経済支援策を決めた。対象は、午後7時以降に酒類を提供する飲食店事業者に対して30万円、それ以外の飲食店事業者に20万円を支給。このほか旅館・ホテルの宿泊事業者に50万円、簡易宿所事業者に30万円を支援する。
町によると飲食店33事業者分、宿泊業5事業者分を対象としてみており、20年度一般会計補正予算に1080万円を計上。さらに室内の二酸化炭素を計測できる濃度観測器の購入費として40万円も盛り込んだ。
このほか、地域医療提供体制の維持費補助金、コロナワクチン接種対策事業などを含めた町の今年度一般会計補正予算は約9000万円を追加、予算総額は約109億9000万円となった。

















