北海道私立幼稚園協会苫小牧・日高支部(浅利健自支部長)はこのほど、幼稚園教諭や保育士を対象とした研修会をオンライン会議システム「zoom(ズーム)」を使って開いた。参加者は北海道教育大学釧路校の二宮信一特任教授の講演「特別支援教育について」に耳を傾けた。
研修会は保育士などの能力向上が目的。新型コロナウイルスの感染予防のため初めてオンライン上で開き、同支部所属の33園から278人が参加した。
講演は、岩倉博文市長や遠藤連道議がリモートであいさつした後に始まった。二宮教授は発達障害を持つ児童などを対象にした特別支援教育の書籍を複数執筆しており、障害を「有るか、無いか」で捉えず「生きづらさ」や「学習のしづらさ」の程度で考えるよう強調。「対象の子どもが何に困っているのかを考え、支援することが必要」と述べた。
また、子ども一人一人に注目した「多様性を支持する学級づくり」に向けて、「教室環境の見直し」や「してほしい行動を提案する」方法で「不適切な行動が生起しない環境づくり」などを進めるよう提案した。
苫小牧もも花幼稚園の保育教諭、平山優子さん(27)は「子どもたちと最善の関わりができるよう、今後も周囲の保育者や保護者との情報交換に努めていきたい」と感想を話した。
















