苫小牧産ホッキを特別価格で販売 27日ドライブスルー形式で、苫漁協「個人消費拡大を」

苫小牧産ホッキを特別価格で販売 27日ドライブスルー形式で、苫漁協「個人消費拡大を」
ホッキ販売をアピールする漁協職員

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)は27日、「苫小牧産ホッキ貝(涙の)ドライブスルー販売」を初開催する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店需要、価格が低迷するホッキ貝を10個税込み1500円の特別価格で販売。スーパーなどに比べて約1000円安く、同漁協は「原点に返って個人消費の拡大を目指す」と話している。

 当日は午前9時半~正午、苫小牧市汐見町の同漁協浜の交流館で、コロナ対策のためドライブスルー形式で販売する。車両で訪れることが条件で、徒歩などの来場者は購入できない。ホッキ10個と保冷剤を発泡スチロール箱に入れて売るため、贈答用にも最適。車両1台につき5箱まで。ホッキは約3トン、1000箱分を用意する。

 苫小牧産ホッキは水揚げ日本一(市町村別)を誇り、同漁協がブランド化を推進する特産品。コロナ禍により飲食店や宿泊施設などで需要や消費が落ち込み、2020年は1キロ当たりの卸値(税抜き)が月別平均で246~505円となり、前年比で最大244円安と暴落した。出荷調整の休漁を余儀なくされるなど、漁業者は厳しい経営環境に陥っていた。

 苦肉の策のイベント販売だが、同漁協は「コロナ収束のめどが立たず、個人向けの消費拡大がいっそう重要となっている」と強調。「この時期のホッキは産卵前で栄養を蓄え、プリッとしている。食べて免疫力を付け、みんなでコロナに打ち勝とう」と呼び掛ける。

 当日は国道276号から市道港通を南下すれば誘導員が会場まで誘導する。問い合わせは漁協 電話0144(35)0111。

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