函館税関は、2020年に取り扱った関税法違反事案の概要をまとめた。覚せい剤や大麻、アヘン、麻薬など不正薬物密輸入の摘発は8件で前年比58%減少、押収量も同62%減の約3・6キロと共に減少した。同税関は「新型コロナウイルスの世界的流行を背景に、海外からの旅客減が要因では」とみている。
同税関によると、薬種別の摘発件数は大麻が最多の6件で、コカインなどの麻薬が2件。押収量は大麻樹脂が約3・564キロと押収量の大半を占めた。密輸形態別では航空機旅客が6件、国際郵便物が2件だった。
また、関税法違反事案で検察官に告発または税関長に通告処分した件数は同4件減の25件だった。
函館税関は今夏、開催を控える東京五輪・パラリンピックの動向に注視しながら、警察や海上保安署などと合同で水際での取り締まりを強化していく方針だ。
















