苫小牧市のまちづくり会社とまこまいクリエイティブラボ(クリラボ)と苫小牧総合経済高校マーケティング部は26日、市内清掃業「とませい」のイメージキャラクターを完成させた。名前は、スウェーデン語で「次に」を意味する「ナスタ」。4月から同社のごみ収集車にラッピングする予定で、関係者は「市民に親しまれるキャラクターに育って」と願っている。
クリラボは若者の活躍を後押しする合同会社で昨年6月に設立され、今回のキャラクター製作が初仕事。磯貝大地代表(42)は「次世代を担う若者が地域の課題に取り組み、地域に思い入れを持ってくれたら」と同9月、同部に協力を依頼した。本来なら引退を迎える3年生が、新型コロナウイルスの影響で例年のように活動できなかったため喜んで協力した。
阿部野々花さん(18)、伊藤真羽さん(18)、佐藤七星さん(18)、齊籐歩奈さん(18)、齊籐依津美さん(18)、櫻井優衣さん(18)、山本野乃華さん(17)の7人はまず、とませいから要望を聞き取りながらキャラクターのデザインを考案。1人で数体ずつ考え、プレゼンテーションしては却下され、また考える日々。磯貝さんも交えて検討を重ね、提案は約50体に及んだという。
決まった「ナスタ」は同社が取り組む持続可能な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」を意識し、名前もSDGs達成度世界一のスウェーデンにちなんだ。ジェンダー平等を表す中性的なキャラクターで、同社の企業カラー黄、青、緑を基調にまとめた。胸には循環型企業を主張するリサイクルループを、耳などに「市の木」ナナカマドをあしらった。
7人は「会社の歴史などを勉強し、どんな要素を入れたらいいかを考えた」と振り返り、デザインが採用された齊籐依津美さんは「みんなに好きになってもらえたら」と喜んだ。同高で完成の報告を受けたとませいグループの高橋美涼さん(20)、松浦寧々さん(20)、田村七香さん(19)は「自分たちの難しい要望に応えてくれた」と感謝し、「できればグッズ化し『とまチョップ』の友達にしたい」と夢を膨らませた。
















