苫小牧市は2月27日、市内での新型コロナウイルスワクチン接種について、高齢者や医療従事者など優先的に接種する人の想定人数を明らかにした。市が試算した優先接種者は、医療現場や高齢者施設の従事者、60歳以上の高齢者らの合計で5万2837人。それ以外の市民3万8694人を加え、全体では9万1531人とした。市の16歳以上人口の約6割を見込んだ。平日の個別接種に対応できる医療機関は26日時点で52カ所と明らかにし、補完的に4~6月の土日祝日に市民会館大ホールで集団接種を行う方針。
この日、市内で開かれた医療従事者向けのワクチン接種事業説明会(市と医師会主催)で示された。
65歳以上の高齢者向け接種の開始時期は国と同じ4月12日と想定。接種券の発送は3月26日としていたが、国のワクチン供給が限定的となる見通しであることから、供給状況によっては4月以降にずれ込む可能性を示唆した。
接種は予約制で、個別接種は市のオンライン予約システムか医療機関へ電話で予約する。集団接種は同システムかコールセンターで予約する。予約サイトやコールセンターは3月下旬の開設を予定しているが、国の供給状況によっては遅れる可能性がある。
集団接種会場の市民会館大ホール「市コロナワクチン接種センター」(仮称)は市が診療所の開設主体となり、医師会に医療従事者の派遣業務を委託する。受け付けは午前9時半から開始し、接種は午前10時から午後7時までの7時間。予診を行う医師1人と接種を担当する看護師4人でつくるチームが3班ずつ、午後2時半前後に交代で従事する方針を示した。
説明会には、オンライン視聴者約80人を含む医療従事者ら計約160人が参加。市の接種体制や住民、医療従事者向けの接種の流れなどの解説や参加者による意見交換も行われた。
















