安平町は5日に開かれた町議会定例会で、町内での新型コロナウイルスワクチン接種について、早来、遠浅、安平、追分の4公民館を会場とし、日程を分散して集団接種を行う予定であることを明らかにした。
米川恵美子氏の一般質問に答えた。
町内での接種の開始時期は「未定」としたが、優先的に接種できる高齢者から「日程が決まり次第、接種券を発送できる」と説明した。早来、遠浅両公民館は渡邉医院、安平、追分両公民館については追分菊池病院の医師、看護師がそれぞれ担当し、事務作業は町職員が請け負う。
町は65歳以上の対象者について、各会場500人ほどになると見込んでおり、このうち約7割が接種することを想定。接種できなかった場合については、「医療機関で個別に接種できるように調整する」としている。
また、2021年度に建物の建て替えを予定している渡邉医院(早来大町)の施設解体費用として、半額となる約990万円の支出を盛り込んだ20年度一般会計補正予算案など議案6件を原案通り可決した。

















