胆振東部地震発生から2年6カ月 町民、卒業生にエール 道民の森から花火800発 むかわ

胆振東部地震発生から2年6カ月 町民、卒業生にエール 道民の森から花火800発 むかわ
道民の森から打ち上がった花火 =6日午後6時10分ごろ、むかわ町穂別

 胆振東部地震の発生から2年と6カ月を迎えた6日夜、むかわ町穂別地区の道民の森から巨大な花火が上がった。午後6時ごろから10分ほどで約800発の花火が町の夜に彩りをもたらした。

 町や商工会、観光協会でつくる「むかわ町まちなか復興にぎわい創出事業実行委員会」が「グラデュエーション花火大会in穂別」と銘打って企画した。2年半前に地震の被害を経験し、この1年は新型コロナウイルス感染拡大による各種イベント中止など困難を乗り越えた町民を元気づけるとともに、卒業など門出を迎える「むかわっ子」にエールを送ろうと行った。

 花火の打ち上げ場所は3密(密閉、密集、密接)回避のため公表しなかったが、地域住民らがそれぞれの場所から澄み切った夜空に浮かぶ大輪を堪能した。実行委は「少しでも町の皆さん、卒業生の皆さんの元気になり、これから頑張ろうというきっかけになれば」と話していた。

 12日には鵡川地区でも予定している。時間は午後6時ごろで、場所は非公表。

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