厚真町議会定例会は8日午後、議案審議を行い、胆振東部地震からの復旧・復興計画などを加えた「第4次厚真町総合計画」の基本構想の変更など、議案19件を原案通り可決した。
町の最上位の位置付けとなる第4次総合計画は、16~25年度の10年間のまちづくりをまとめた。今回の見直しに当たって、町復旧・復興計画(第3期)、第2期まち・ひと・しごと創生長期ビジョン・総合戦略、強靱(きょうじん)化計画のそれぞれ重なる部分を集約し、一元管理することにした。
また、発達した低気圧により2日に発生した暴風雪で、町内の農業用ビニールハウス17戸25棟が損壊し、生育中だったホウレンソウの折損など10アールが被害を受けたことを行政報告した。町は被害総額にして600万円ほどを見込んでおり、「今後関係機関と連携して迅速な施設復旧と営農再開に向けて対応していく」とした。

















