戸田安彦町長は9日開会の町議会定例会で、医師の退職が相次ぐ町立国保病院について行政報告を行い、今後の医師確保の見通しを説明した。
同病院では今年に入り内科常勤医1人が退職し、今月には外科常勤医と内科非常勤医の計2人が辞めることが決まっている。こうした事態に戸田町長は「町民の皆さまには大変なご不安を与えているところ」とした上で、今後の確保に関して「札幌市の民間医療機関に勤務していた内科医を4月1日付で採用する。さらにもう1人の内科医採用に向けて最終調整を行っており、安定的医療提供の体制構築に努める」と述べた。