東京五輪・パラリンピック組織委員会の新理事に選任された登別市在住で市民団体「登別アシリの会」代表の芳賀美津枝さん(67)が12日、胆振総合振興局(室蘭市)の花岡祐志振興局長を表敬訪問した。日高地方のアイヌ文様「カパラミプ」をあしらった手縫いの衣装で来庁した芳賀さんは「瞬く間に就任が決まり、大役を担ったなという思い」と感想を語り、「五輪の憲章にのっとり、ジェンダー、差別問題を超えて手を取り合っていきたい」と決意を新たにした。
芳賀さんは旧静内町(現新ひだか町)出身で、母親からアイヌ民族の血を受け継ぐ。登別アイヌ協会の生活相談員を経て2019年、衣装の複製や刺しゅうなどを行う同会を立ち上げた。アイヌ文様を手縫いしたマスクは昨年5月、菅義偉官房長官(当時)が記者会見で着用し話題となった。
花岡局長は「北海道からアイヌ文化を発信してもらえると心強い」と応援した。
















