苫小牧市議会は12日の議会改革検討会で、2021年度から全議員にタブレット端末を貸与し、12月の定例会から紙の資料配布を原則やめる方針を決めた。議会のICT(情報通信技術)環境を整えペーパーレス化を促進し、情報伝達や議会運営の効率化を目指す。
関連事業費として21年度一般会計予算の議会費から約1200万円を捻出。端末は全28人の市議と議会事務局職員ら12人に貸与し、本会議場や委員会室、会派控え室などへのWi―Fi(ワイファイ)整備や資料のペーパーレスに対応するシステム導入の経費にも活用する。端末1台当たり月1万円程度掛かる通信費用は半分を議会費、4分の1を会派支給の政務活動費で賄い、残り4分の1は議員個人が負担する。
検討会では6、9月の各定例会と20年度決算委員会まで紙資料との併用期間とし、課題を検証した上で、12月の定例会から端末での資料配布に切り替える。
今後、リモート会議の導入も含め端末の活用方法を模索する。本会議は地方自治法で議場での審議が前提となっているため、同日の定例会では、オンラインによる本会議の実現に必要な法改正を求める要望意見書も全会一致で可決した。
















