苫小牧市の男性らから不正入手したカードで現金を盗んだとして詐欺と窃盗の罪に問われた元十勝総合振興局帯広建設管理部事業室事業課職員、石井翼被告(22)の判決公判が16日、札幌地裁苫小牧支部であった。塚原洋一裁判官は懲役3年6カ月(求刑5年)を言い渡した。
裁判で塚原裁判官は、犯行について「複数人による役割分担の下、計画的かつ巧妙に行われた組織的犯罪で悪質」と指摘。中でも被告は「被害者と接し、現金を引き出して窃取する不可欠かつ重要な役割を果たした」とした。動機も「遊ぶ金欲しさから積極的に犯行を繰り返した」と非難し、被害者8人、被害額は計約1500万円に及ぶことから「被害者が厳罰を求めるのも当然」とした。
被告が反省し、報酬の一部である76万円を弁償している点などを考慮しても「刑事的責任は相当に重く実刑をもって臨むべき」と述べた。
















