白老町消防本部は新型の水槽付きポンプ車を導入し、4月から運用を開始する。4輪駆動を備えた機動性の高い消防車で、新車両の配備により火災などへの対応力を強化する。
新車両は6人乗りのオートマチック車で、幅2・3メートル、長さ7メートル、高さ3・1メートルの大きさ。2トンの水を収容するタンクは、鉄やステンレス製の従来型より軽いポリプロピレン製を使用。車両に軽いアルミフレームも多様し、車体の軽量化により機動力を高めた仕様となっている。
また、消防隊員が乗り込むヘッド部分はハイルーフのタイプで、資器材の収納力も格段にアップした。
町消防本部の消防車としては初めてナビゲーション装置も備え、町外で発生した災害現場へ駆け付ける際、スムーズに到着できるようになる。
新車両は、1993年に配備した水槽付きポンプ車の更新車として導入し、18日に配備された。同消防本部は今後、車や装置の取り扱い訓練を予定している。

















