むかわ町と町社会福祉協議会は18日、災害時における災害ボランティアセンターの設置及び運営等に関する協定を締結した。同日、調印式が行われ、協定書を交わした。
協定は、災害時の応急対応活動を行う災害ボランティアセンターの設置、ボランティア活動を円滑に行うための役割の明確化、情報共有や協力体制の構築などを図り、被災者の生活支援に寄与することが目的。同センターが設置された場合、町社協が主体となって運営に当たり、必要に応じて町に協力を求めることができる。
調印式の席で、町社協の佐藤俊博会長は「2年半前の地震の時は事前の取り決めやマニュアルがなく、ボランティアに対する調整が困難だった」と振り返り、「経験を生かし、他の町村に影響を与えるような備えをしていきたい。万が一の際には町民の期待に応えられるよう立ち向かっていく」と意気込む。
竹中喜之町長は「かつてない大震災を受けた町として、われわれの目の行き届かないところに目を配ってもらうことができる。今回の協定はボランティアの円滑化を図る上で重要になる」と話した。
町が今年度、包括連携、災害などに関する協定を結んだのは今回で12件目となった。




















