「核ごみ」のリスク説明 末田一秀さんオンライン講演-フクシマを忘れない集会

「核ごみ」のリスク説明 末田一秀さんオンライン講演-フクシマを忘れない集会
オンラインで開かれた講演会

 脱原発・自然エネルギーをすすめる苫小牧の会(浦田操会長)はこのほど、「3・11フクシマを忘れない 2021年苫小牧集会」を苫小牧市民活動センターで開いた。脱原子力に関する情報紙「はんげんぱつ新聞」編集委員の末田一秀さんが「北海道における核ごみ問題」をテーマにオンラインで講演した。

 末田さんは、2011年3月の東日本大震災によるフクシマ第1原発の廃炉作業に触れ「廃炉は何年かかるか分からない。どう放射線を封じるかが問われている」と強調。溶解した燃料を取り出す作業や膨大な汚染水の処理など、多くの課題があることを指摘した。

 その上で高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場受け入れに関連した文献調査が行われている後志管内寿都町、神恵内村に言及。処分場ができた場合、地震発生時のリスクや放射性物質が水に溶け出すことに懸念を示し、「普段から民主的なまちづくりを進めていれば、核のごみが入り込む隙を与えない」と力説した。

 同会は原発や核の問題について考えてもらおうと、毎年講演会を開催。この日は約80人が参加した。末田さんは元大阪府庁職員で、大阪を拠点にグリーンコンシューマー大阪ネットワーク理事なども務める。

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