「癖になるおいしさ」 今年の新酒 「あびら川」22日発売 フルーティーで飲みやすく

「癖になるおいしさ」 今年の新酒 「あびら川」22日発売 フルーティーで飲みやすく
新酒の「あびら川」をアピール

 安平町の米農家でつくる「あびら地酒生産プロジェクト」は22日から、地元産酒米「彗星」を100%使用して造った日本酒「純米大吟醸 あびら川」の販売を開始する。担当者は「絶対においしい。一度飲んだら癖になる」と太鼓判を押す。

 あびら川は、地元の農産物を活用して特産品を作ろうと、町早来新栄地区の稲作農家3人が2017年から取り組みをスタート。翌年から二世古酒造(後志管内倶知安町)に委託して製造し、今年で4年目となった。

 販売するのは、生原酒で四合瓶(720ミリリットル=税込み3500円)600本、一升瓶(1・8リットル=同6700円)200本、火入れした原酒は四合瓶(同3300円)1600本、一升瓶(同6300円)200本。今年は道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」、物産館、町内の小売店などで取り扱うほか、苫小牧、千歳市にも販路を拡大。新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、お披露目会は中止とした。

 同プロジェクトの担当者によると、今年の新酒は昨年12月に仕込み、特殊なタンクで温度を管理して熟成させた。精米歩合を45%まで削るなどこだわり抜いてできた一品。フルーティーな香りや甘味、キレがあり、誰でも飲みやすい仕上がりになったという。

 同プロジェクトの田村興文代表は「コロナを退治する薬だと思って飲んでもらえたら」とアピールしている。

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