苫小牧市樽前地区を舞台に写真作品を募った「樽前アートフォトコンテスト2020」(実行委員会主催)の金賞に、市内美原町の自営業、山田貞司さん(61)の「みんなの百年桜」が輝いた。長年、地域に愛されてきた樽前小学校のエゾヤマザクラがライトアップされた姿を写した1枚で、他の受賞作15点とともに市ホームページで公開されている。
フォトコンは樽前地区の地域振興の一環で、市まちづくり推進課が事務局を担い、16年から隔年で続く。3回目の今回は昨年11月から今年1月末までの募集期間に、市内や札幌、室蘭、岩手県など道内外から71人計328点(前回48人、計262点)の応募があり、過去最多となった。
金賞を受賞した山田さんは「サクラ好きの知人の訃報を聞き、はなむけになればと思い、撮りに行った1枚」と振り返る。「工業都市のイメージがある苫小牧だが、樽前地区のように自然豊かで水のきれいな場所があることを知ってほしいね」と同地区への愛着も語っていた。
受賞作はこの他、錦大沼公園や樽前ガローなどを多彩なセンスで切り取った作品がそろった。市は2021年度に受賞作の作品展を計画中で、担当者は「コンテストの参加者も増えてきた。樽前の魅力をさらに発信したい」と意気込む。
















