「ホテルローヤル」読み解く 妙見寺の読書会に14人

「ホテルローヤル」読み解く 妙見寺の読書会に14人
男女平等の視点から小説を読み解く参加者

 苫小牧市音羽町の妙見寺でこのほど、読書会が開かれた。リモート参加者を含め14人が、第149回直木賞を受賞した桜木紫乃著の「ホテルローヤル」を題材に、男女平等の視点から感想や作者の思いについて語り合った。

 本作は釧路にあるラブホテルを舞台に、男女のやり取りを通じて浮かび上がる人々の切なさや寂しさなどを描いた短編集。

 読書会は、国連が定める国際女性デー(8日)にちなみ、男女平等の観点から本作を読み解こうと開催。男性を振り回す登場人物の女性を「したたかな生き方で、いわゆる悪女」と表現した一方、「男性優位の社会の中、男性に追従した生き方しかできない女性」と評したり、「作者は登場人物の生き方を肯定してほしいと考えていないのでは」と作者の思いを想像した人がいた。

 次回は5月10日、中脇初枝著の小説「きみはいい子」から、児童虐待問題を考える内容で開く予定。

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