苫小牧西高校の吹奏楽部は28日、第9回チャリティーコンサートを苫小牧市民会館大ホールで開いた。新型コロナウイルスの感染予防を徹底し、2年ぶりに実現した。コロナ禍で奮闘する医療従事者へのエールを込め、部員らは人前で演奏できる喜びもかみしめた。
同部のチャリティーコンサートは東日本大震災のあった2011年3月、被災地支援を自分たちで探る中で生まれた。震災の記憶を風化させないため毎年続けてきたが、昨年はコロナ流行で中止を余儀なくされた。
コンサートの第1部は1、2年生の部員約30人で「龍潭譚(りゅうたんだん)」や「イーストコーストの風景(抜粋)」といったコンクール曲などを演奏し、第2部は今春卒業のOB・OGと一緒に演歌のメドレーなどで楽しませた。
あいさつに立った部長の渡辺ひかるさん(2年)は「お客さんを招いて広いホールで演奏できることのありがたさに気付かされた」と明かし、医療現場への尊敬と感謝の思いも演奏に込めると誓った。会場で募った善意は後日、苫小牧市立病院に届けられる予定。
















