20年度一般会計 補正予算案可決 厚真町議会臨時会

20年度一般会計 補正予算案可決 厚真町議会臨時会

 厚真町議会は29日、臨時会を開き、昨年建設した災害公営住宅、公営住宅のアプローチ、住戸裏への融雪水の流入防止を図る措置として、維持補修経費に係る920万円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。

 町によると、災害公営住宅の平板舗装部分の路盤を一時撤去し、土壌凍結抑制措置として断熱材、でこぼこを解消するための不陸調整砂を敷いて路盤、平板舗装を改修する。新町の公営住宅についても住戸裏側通路の傾斜度を大きくし、地先ブロック、アスファルト舗装仕上げの復旧を行う。

 町内では1月末から2月にかけて暖気や降雨によって雪解けが早まり、災害公営住裏口ポーチに水が流入するなどトラブルが発生した。前回の定例会で維持補修費に係る費用として1000万円を計上したばかりだった。

 これを受けて議員からは「どうしてこのようなことが起きるのか」「町民の税金が使われている。もう少しきちんとやってほしい」といった疑問や苦言が続出。町側は「今回の事態を真摯(しんし)に受け止め、同じような損害が起きないようにしたい」と謝罪した。

 このほか、奥地林道幌内高丘線の災害復旧工事に係る請負契約を含む6件も原案通り可決した。

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