道と北洋銀行は29日、道庁で、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を推進する連携・協力に関する覚書に調印した。全道でのセミナーの開催や普及啓発資材の配布などに両者が協力して取り組む。鈴木直道知事は「この覚書を契機に全道での具体的な取り組みを一層、進めていきたい」と意欲を示した。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで195カ国が同意。「2030年アジェンダ」に掲載されている世界共通の17の目標。政府や行政機関のみならず、民間企業の経営方針としても急速に注目を集めている。
この日は、鈴木知事と安田光春頭取が▽北海道におけるSDGsへの普及促進▽SDGsのゴール達成に向けた取り組みの連携―の2点の覚書にサインした。
知事は北洋銀について、「昨年11月から運用収益の一部を道のSDGsの関連事業に寄付してもらうという投資信託商品の取り扱いを開始していただいている」と説明。覚書の締結で「SDGs推進の芽は着実に道内で広がっており、双方が有する資源を最大限に活用し、さらに具体的な取り組みを進めていきたい」と述べた。
安田頭取は「当行は18年12月に北洋銀行SDGs宣言をし、特にお客さまとの共通価値の創造、環境保全、医療・福祉、教育・文化などを重点テーマとして掲げている」と説明。道との連携で「道内各地域の店舗ネットワークによる北洋銀行単独の活動から、北海道全体のSDGs波及拡大に進化させていきたい」と述べ、取り組みを強化する姿勢を示した。
















