JR北海道は29日、初夏から運行する261系5000代特急気動車「ラベンダー編成」を苗穂運転所(札幌市東区)で報道関係者に公開した。1号車の「ラベンダーラウンジ」と4両の普通車からなる5両編成で定員200人。デビュー運行は5月8日の臨時列車「HOKKAIDO LOVE! FURANO」号(札幌発着で富良野線経由)となる。
車体は本道を代表するラベンダーの花をイメージした紫を基調にしている。車両価格は20億円で、川崎重工(神戸市)が製造した。車体は第三セクターの北海道高速鉄道開発(札幌市)が観光列車として道と国から各10億円の協調支援を得て取得し貸し出す。JR北海道は「リゾート列車需要を見込み導入した。利用者の快適性と利便性向上など幅広い活用ができる」と話す。
1号車はフリースペース。カウンター席とボックス席からなる。新型コロナウイルス感染防止対策からパーティションで仕切り、グループや個人が利用できる。窓を向いた椅子席からは移ろう北海道の四季を堪能。多目的室兼個室は、2人で利用できる掘りごたつ式。イベントなどでの販売カウンターを完備する。普通車は肘掛けにインアームテーブルと携帯電話の充電用コンセントを設置。全5両で無料公衆無線LANサービスを提供する。
観光列車として利用する外、多目的車両の利点を生かして5月中旬からは土・日曜に札幌から網走、函館、釧路方面への定時特急列車として運行する。
















