苫小牧短歌クラブ(林隆光会長)はこのほど、短歌作りの楽しさを伝える現代短歌入門講座を市文化交流センターで開いた。愛好家6人が受講し、市内在住の歌人、出口明彦さんのユーモアあふれる講話を楽しんだ。
講座は、気軽に短歌を作ってもらい、市内の短歌人口を増やそうと昨年10月から開いている。この日は3回目で「短歌と虚構」をテーマにした。
出口さんは有名歌人の短歌を題材に「短歌を作る時、どこまでうそをついても良いのか」を解説。俵万智が詠んだ有名な「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」という短歌は、実際には「サラダ」ではなく「カレー味の空揚げ」だったことなどを例に挙げた。出口さんも自分の作品に空想の人物名を取り入れたことがあるとし「作品では『何を表現したいのか』が大事で、現実の出来事から一つ飛躍した短歌の作り方もありだと思う」と話した。
出口さんによる短歌入門講座は、5~9月の「とまこまい市民カレッジ」でも開講予定。日時は第2金曜日の午後6時半~同8時で、4月1日から同センターで受け付けを開始する。
















