2021年度がスタートし、苫小牧市と周辺の企業、官公庁でも1日、入社式や辞令交付式が行われた。新型コロナウイルスの感染が収束しない中、昨年に続き感染対策を徹底した上で式を実施するところが目立った。新規採用者は夢や志を胸に、新たな一歩を踏み出した。
苫小牧信用金庫は本店(苫小牧市表町)で入庫式を行った。大卒19人、短大卒3人、高卒9人の計31人が式に臨み、代表して沼ノ端支店に配属される前田憲伸さん(22)が小林一夫理事長から辞令を受け取った。小林理事長は「向上心を持って研鑽(けんさん)を続け、新鮮な気持ちを忘れることなく、地域と金庫の発展のために力を発揮してもらいたい」と式辞を述べた。
前田さんは「初心を忘れず何事にも積極的に取り組み、真心のこもった業務で地域経済の発展に尽力したい」と決意を語った。
新千歳など道内7空港を管理・運営する北海道エアポート(千歳市)は2019年8月の設立以来、初の新卒採用で、大卒15人を迎え入れた。同社は1日現在、従業員491人となったが、これまでは株主企業からの出向や中途採用などで人員を確保してきた。
入社式を新千歳空港内のポルトムホールで行い、蒲生猛社長が新入社員に講話。コロナ禍の空港運営に「最初意図したものとは違う」と率直に述べつつ、「(同社は)北海道に必要な会社。皆さんも掛け替えのないプロになって」と激励した。
市内最大手の自動車部品製造業、トヨタ自動車北海道(勇払)は、昨年よりも15人少ない46人を新規採用。入社式を行ったが参加者数を制限するため、報道機関には公開しなかった。
苫小牧市役所の新採用職員の辞令交付式では、事務職、技術職の計38人(男性20人、女性18人)が岩倉博文市長から一人ずつ辞令を受け取った。
新採用職員を代表し、観光振興課の所属となる安達駿介さん(22)が「地方自治の本旨の下に、民主的にして能率的な公務を誠実かつ公正に執行することを固く誓います」と表明。岩倉市長は「公僕の意味を一日も早く体で感じ取ってほしい」と期待を寄せた。
部次長職や課長職、係長職の辞令交付式も含め感染予防に気を配り、市役所11階の本会議場で行われた。



















