往復1便、予約制 JR北海道バス えりも―苫小牧結ぶ「とまも号」 新たな運行開始

往復1便、予約制 JR北海道バス えりも―苫小牧結ぶ「とまも号」 新たな運行開始
「とまも号」の前で記念撮影する7町長と関係者

 2015年1月の高波被害で不通となったJR日高線鵡川―様似間(116キロ)の廃線に伴い、ジェイ・アール北海道バスが新たなダイヤや路線でえりも町―苫小牧市を結ぶ特急「とまも号」の運行を1日に日高管内で始めた。記念セレモニーが新ひだか町の静内バスターミナルで行われ、管内7町長や関係者が日高地域広域公共バスの新運行をアピールした。

 「とまも号」は往復1便(午前5時30分えりも発―午前9時20分苫小牧駅着。午後2時苫小牧駅発―午後5時50分えりも着)。予約制で、予約・問い合わせは様似営業所 電話0146(36)3432。

 この日は、えりも発「とまも号」に、えりも町で大西正紀町長、様似町で坂下一幸町長、浦河町で池田拓町長、新ひだか町で大野克之町長が乗り込み、乗客に記念品を贈呈した。

 新ひだか町静内に到着後、セレモニーが行われ、日高町村会長の坂下町長が「住民の方々には、このバスが長く持続していけるように、何度もご利用いただきたい」とあいさつ。北海道運輸局の鈴木康治室蘭運輸支局長が祝辞を述べた。

 出席者全員で記念撮影し、ジェイ・アールバス様似営業所の和田則幸所長の合図で出発。この後の乗客には、新冠町の鳴海修司町長、日高町の大鷹千秋町長、平取町の遠藤桂一町長から記念品が贈られた。

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