厚真町新町にある建設会社「丸博野沢組」は1日、厚真大橋と厚真新橋に挟まれた厚真川の河川敷で清掃活動をした。社員ら約40人が、町の美化に奉仕した。
地域貢献を兼ねて河川敷の景観を良くしようと、毎年春と秋に実施している。厚真中央小学校と厚真中学校の通学路のそばであることから、児童や生徒に「気持ちよく入学してもらいたい」と例年、入学式前に行っている。
今年は、社員のほか、同町新町の道南測量の職員が活動に参加し、橋と橋の間で500メートルほどある河川敷を巡回。雪解けで足元が悪い中、火ばさみとビニール袋を手に草地や道路脇に落ちている紙くずや空き缶などを拾い集めた。
同社の河川敷の清掃活動は27年目。野澤政博社長は「清掃活動を始めた時はタイヤやコンクリートもあり、トラック2、3台分になっていたが、年を追うごとに少なくなっている。今後もずっと続けていく」と話していた。

















