苫小牧市錦岡の苫小牧漁業協同組合の錦多峰さけ・ますふ化場で、サケの稚魚がすくすくと育っている。成長が早い稚魚は体長5センチ、体重1・2グラムとなり、同漁協は「今年も生育は順調」。4月下旬から数回に分けて、錦多峰川で放流する予定だ。
胆振管内さけ・ます増殖事業協会(白老町竹浦)のふ化事業を受託し、錦多峰川で「うらい」と呼ばれる仕掛けを使ってサケを捕り、ふ化場で人工授精している。
今季も昨年8月27日~11月23日、親魚の捕獲や採卵作業を実施。親魚約1万8000匹から受精卵約450万粒を確保した。昨年12月~今年1月にふ化し、2月中旬から飼育池に放している。
採卵した時期で成長具合は異なるが、稚魚は小さいながらも立派なサケ。日差しを浴びると銀りんが光り水面からピチピチと飛び跳ね、飼育池のあちこちで波紋が生じる。
同漁協は例年、苫小牧沿岸の海水温が5度以上になった頃に放流を開始。昨年は4月16日に始めており「今年もゴールデンウイーク前にスタートできれば」と話す。
















